神社参拝の方法!服装の決り事。お賽銭はいくら?

神社の参拝の仕方や手順、心構えや時間

日本人にとって神社は神聖な場所であり、日本各地の様々な場所に存在します。
よく間違われやすいものとして、神社とお寺の区別がつきにくいという人も多いのではないでしょうか?
基本的に神社は、祀られている神様をあがめる場所です。
お寺は仏像が祀られ、お釈迦様の前で瞑想をする場所です。

宗教観としては、お寺と神社ではまったく違うのですが、日本人は八百万の神をあがめるように、
すべてのものを神とあがめ、神社とお寺も一体とみなしています。

神社の参拝時の作法

参拝方法は何度行っても忘れてしまいます。
頻繁に行く事がないのでしょうがないですよね。

毎回行くたびに、おろおろしてしまします。
お参りのマナーをおさらいしていきましょう。

そもそも何処の神社も同じ作法なの?

日本には八百万の神という考えかたがあります。

神道で数多くの神々が存在していることを総称していうもので、多数の神がいるという事です。

多数神がいるのですから、神社も相応の数神社もあります。
初詣に数十万人規模で参拝客が来るメジャー神社から、近所に住んでいても名前すら知らない神社も数えると文化庁に登録している神社は約9万箇所あります。

登録数でもこれだけあるのです。実際は数え切れないほどあるということです。

これだけ数があるということは、どこの神社の神様も同じお参りをしていいのだろうか?と思うのも無理はありませんね。

マナーに違いはあるのでしょうか?

よく「二礼二拍手一礼」と覚えている人が多いと思いますが。。。。。

ホントに一通りなの?

実は同じ動作でも「二拝二拍手一拝」というのもあります。

「礼」と「拝」、「損」はどれもお辞儀なのですが、お辞儀の角度によって名前が違ったりするのです。

お辞儀だけをとっても角度で呼び名が違う等の細かな違いがあるので、当然神社によっては特別な参拝の作法があるところもあります。

特別な参拝作法!!気後れする必要はありません!!

「そういった神社にたまたま行った場合はどうすればいいの?」とよく質問されます。

実際私自身も行った神社で現地にて判断します。

特別な作法のある神社には大抵作法についての注意書きが賽銭箱や参道の途中に立て札等で説明書きがあったりしますので、それを見ながら参拝しましょう。

「参拝方法が特別ですよ!!」と最近では随分有名になったところもありますね。

神社といえば!出雲大社!!は誰でも思いつく有名神社ですね。

いまでは出雲大社は参拝方法が異なることで有名です。そのほかに宇佐神宮や弥彦神社は「二拝四拍手一拝」です。

伊勢神宮も「四拝八拍手一拝」というものがあるらしいのですが、これは神官が儀式のときに行うもので、参拝者がとる形式ではないので気にする事もないようです。

色々と作法はありますが、難しく考えずに、作法が違えばその神社の作法に従いましょう。「郷に入れば郷に従え」という事ですね。

参拝の手順名は?

参拝時間やお賽銭はどうするの?

まずは参拝時間から。

何時ごろ行くのがよい?

基本は、太陽の出ている時間に行きましょう。その中でも午前中が参拝にはよいとされています。午前中は精神的な見解から太陽からの力を貰うには一番強い日の出がよいとされています。

また人でごった返してる時間に参拝するよりも、人の少ない時間の法が祈りが届きやすい事と雑念が周囲に渦巻いていないほうがよいとされています。

基本的には、午前中が無理だったとしましても、お天道様が空にあるうちにお参りしましょう。

いつも普段着だけど、本当は服装も作法はある?

服装に関しては、お宮参りやお祓いのときなどは、フォーマルな格好のほうがよいでしょうが、日常的にお参りする場合は普段着でよいと思います。

わざわざ礼服を着たりすると、それこそ敷居があがってしまって、日常的にお参りすることが減ってしまう可能性があります。
敷居があがって、たまにしかお参りしてくれないよりは、毎日お参りしてくれるほうがうれしいですよね。

何か改まってお願い事をするときや特別なときは、きっちりした服装がよいですね

男性なら、こんな格好がおすすめ

襟付きシャツにスーツといった洋服が無難ですね。

お得意先のお客様に会いに行く格好を基本と考えればよいのではないでしょうか。

相手に失礼のないような恰好をすればよいということです。

女性なら、こんな格好がおすすめ

女性も基本的にはスーツなどがよいですね。

靴に関しては、石畳や砂利敷きの場所もあるので、ヒールのついた靴では少々あるきつらい部分もありますので、気をつけてください。

過度な肌の露出の多い服装や短いスカートなどは避けましょう。

正装とまではいかなくても、きちんとした格好がよいですね。

女簡単に言えば、オフィスで仕事ができるような恰好を基本としましょう。

お賽銭はどのくらい

皆さんもやってるかも知れませんが、「ご縁」がありますようにと、「5円」を絡めて入れたりしているのではないでしょうか?

「5円」  ご縁がありますように!!

「15円」 十分のご縁がありますように!! など縁起物の数字で入れてる人も多いとおもいます。

中でも私が好きなのは、

「45円」です!!!!

なぜかといいますと

「四十五円」 始終ご縁がありますように!!!という言葉にかけています。

ゲンをかつぎの一貫ですので、自分の想いでお賽銭を上げましょう。

金額で願いがかなうかなわないは関係ないと思いますが、願い事が重ければそれに比例して、金額アップもよいでしょう。

自分が思った金額でよいのではないでしょうか。

ちなみに私は、超有名神社の初詣の賽銭箱の中に「帯付のお札」を見た事があります。
神様もさぞお喜びになった事でしょう^^

お賽銭は投げていい?

お賽銭を投げ入れる事は、OKなようです。

日本人のお金に対する考え方の一つに「お金は身代わりとして投げ、本人は穢れは払われる」といたものもありますので、特にマナー違反ではありません。

初詣のとき、あまりの人の多さから、後ろのほうからお賽銭を投げる人もいますね。
神社としてはマナー違反ではないようですが、もし人に当たったりすると大変痛いですし、危険ですのである程度近づいてから投げ入れましょう。

神社の参拝方法をイラストで丁寧に紹介している神社を見つけましたので、ご覧ください。
言葉で書くより、イラストのほうが明確ですね。

「百聞は一見にしかず」とはまさにこの事です。

一度目を通しておくと安心ですね。

「 寒川神社 参拝方法説明 」のサイト

最後に

参拝方法が間違ったからといって、神様も罰を与えたりはしないのでご安心ください。

誠意を持って、自分の想いを伝えればよいのです。

一生懸命な人には、ご利益があります。

よい人生を歩みましょう。